guldeenのはてブロ

まとめて言及したい記事を書く際に、ここを使う予定です。

私のUbuntu(Lubuntu等)とのなれそめ

※追記:その後、Windows7のサポート終了にともなう『Windows10への移行サポート』に乗る形で、Aspire本体に貼られていたプロダクトキーを活用する形で「Windows10のクリーンインストール」を行なえたため、Lubuntu 環境とはここで一旦お別れとなった。
参照・Windows10クリーンインストール方法 | 無償手順も ( https://boxil.jp/beyond/a6758/ )
・Windows10 をクリーンインストールする「2つの方法」( https://www.pasoble.jp/windows/10/clean-install.html )

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あれは、まだレノボに移管する前のIBM ThinkPad R50e(CeleronM340/1.5GHz→PentiumMに交換/1024x768)を、中古で買い使っていた頃のことである。プリインストールOSであるWindowsXP(SP2・のちSP3にアップグレード/32bit版)のサポート期限が2014年に切れる事を知ったが、開発元であるマイクロソフトからのサポート切れの状態で使うのは、さすがにセキュリティ上からも問題がある。とはいえ、買い換えるにもカネが無いし芸がないので「延命手段としての無料OS」として検討したところから、自分のUbuntu遍歴は始まった。

実は過去にも、フリーOSとしてのLinuxに触れる機会はあった。しかしその頃はまだ、「Windows環境の代わり」として気軽に使えるOSでは無かった。GUIメインで日頃の業務やウェブ利用生活で気軽に使えるOSとして、Linuxのうち主にUbuntuなどがメディアでも取り上げられだしたのは、2010年代に入ってからと記憶している。
そのUbuntuであるが、GUI環境でさまざまなソフトもプリインストールされているだけあって、近年はWindowsからの移行もスムーズ、とは言われる。ただそれは同時に、「多機能=動作が重い」という事でもある。

実際、他のLinuxディストリビューションと比べてもウェブでは「Ubuntu=重い環境」という感想や評価が多く、このThinkPadを中古で購入した身としては、重い負荷をパソコンにあまり掛けたくないのが正直なところである。その条件で色々とウェブ検索で調べてみたところ、「機能を割り切って限定しているため、CD1枚からでも起動できる」Linuxディストリビューションのうちから、linuxBean(リナックスビーン)を選んでインストール・運用してみた。

このlinuxBeanであるが、基本的には32bitOSで、ビルドの目的もまさに「初心者向け・古めのハードウェアの延命」に事実上特化しており、OpenOfficeやウェブブラウザ・メディア再生ソフトなどライトユーザー向けの一通りのソフトは揃っている。
ただ、初期設定でのウェブブラウザがOperaで、現在では対応するウェブサイトやウェブサービスも少数派になっており、くわえて他のブラウザであるGoogleChromeも32bit版は開発やサポートが終了している事を思うと、2019年以降の使い道は限られる感がある。
https://ja.osdn.net/projects/linuxbean/

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そうこうしてるうちに、世間ではいつの間にかウェブ動画でもHD画質のものは既に当り前・1080p動画も出てきてる中、PentiumM には負荷が高すぎてマトモに再生できない動画が増えてきた状況を鑑みて、けっきょく2019年1月27日に大阪・日本橋の電気街で、6千円のOS無しジャンク扱い中古・acerノートAspire 5750(Core i5-2410M/SATA HDD640GB/SO-DIMM PC3-10600S・2GBx2枚=4GB/バッテリーは2011年1月製)を購入した。
導入したのは、これまた軽量版Ubuntuとして知られるLubuntu(ルブントゥ)・18.04LTS/64bit版である。
https://report.hot-cafe.net/lubuntu-1804-5009

パッケージファイルをダウンロードしてくる→「.ISOファイルをDVD-Rに焼き付けるソフト」でインストール用DVDを作成→ドライブから起動しインストールを行なう、という手順は近年のOSで共通である。
ただし気をつけたいのが、これらのフリーソフトらは基本的に「英語ベース」である。日本語表示で扱う際であっても、様々な局面で問題が起きた際には英語が必要になる場面が少なくないため、その辺りは最低限の英語力や「検索スキル」がどうしても必要になってくる。この点で「最初に触れるOSがUbuntu」となるような一般人には、安易にお勧めできないのもまた事実なのである。